毎日賛歌。好きなことについてつらつら書いていきたいと思います。

青森旅行記② 大間・仏ヶ浦

①のつづき 

ねぶた祭に参戦するために青森にやってきました。
前日はむつ市まで北上し、本日はいよいよ、ねぶたに行きます。 

①はこちらから 
青森旅行記① いざ青森

大間へ

2日目。
夜のねぶた祭までは青森市街に移動することを考慮してもまだ時間的に余裕があります。
なので、むつからさらに北上していきます。

ということで朝食もろくに取らずにホテルをチェックアウト。
やや曇天の空模様。
東京に比べるとやはり涼しい。
車に乗り込み北へ。
むつより北といえばそう、ここです。
向かう先は大間。
マグロといえばな大間にいきます。

むつ市街を離れ、海岸線を通り、車を1時間ほど走らせ大間に到着。
あまり高い建物がなく”果て”の空気感。
あれだけ有名な大間ですが、意外と”果て”の空気感が漂っています。

まあそれもそうですね。
交通の便がなかなかなく、ここに来るまでがなかなか難しい。
最寄りの電車もむつ市の下北駅ですし、公共の交通機関を利用しようとしたらそこからバスでさらに時間がかかります。
他県からアクセスしようとすると新青森や八戸から在来線を乗り継いで下北駅→そこからバスでさらに2時間弱。
そう簡単にはこれないような場所です。
元気なうちにこれてよかった。 

岬だけあって風が強め。
まだ早い時間なので人もまばら。
程よい気温と海風で気持ちがいい。

とりあえず大間崎のモニュメントを見。

拳の力強さが印象的。
以前、TVでカツオ漁船に密着しているのを見たことがあるのですが、遠洋に出られる漁師という職業の力強さを強く感じました。
その力強さがこのモニュメントになったんでしょうね。

海の方に目をやるとなんだか向こうに陸地が。
そう。
果てない大地、北海道の山々がすぐそこに。
こんなに近くに見えるとは思っていなかったので不意打ちをくらいました。
「うわー、あそこに行きたい〜」と吸い込まれそうになります。
この魅惑の大地にもまた行きたいです。 

大間で朝食

さて、景色風情を楽しんだところで、大間と言えばな”あれ”、そう、マグロを食べたいと思います。
このために朝食取らなかったので、体には悪いですが、心にはいいですね。
はい。そうです。 

朝から空いている飲食店がいくつかあり、その中で「魚喰いの大間んぞく」というお店へ。
大間崎から近いところにあります。
朝8:00オープンとのことで、朝から海鮮という贅沢な願いをかなえてくれます。
店内は朝にもかかわらず繁盛。
「大間、結構閑散としてるのかなーと思ってたら、みんなここにいたのか!!」。
絶対必要というわけではない物を無くした後に、積極的に探してはいなかったものの偶然発見したような、そんな嬉しい気持ちになりました。 

席に案内され、メニューを拝見。
大トロ中トロ赤身が入った3色マグロ丼なるものを注文。 

朝からこんなに贅沢しちゃっていいの?と言われんばかりの豪勢さ。
大変美味しくいただきました。 

さあ、大間を”大間んぞく”したところで先に進みましょう。
ここからは寄り道をしながら青森市の方に向かっていきたいと思います。 

仏ヶ浦

まずは下北半島の鎌のようになっている部分の西側を南下していきます。
最初は片側1車線の道路でしたがどんどん進んでいくうちに対面通行に。
慣れてはいますが集中力をより使うので疲れます。
大間から1時間半ほどで、次の目的地となる仏ヶ浦の駐車場に到着。

仏ヶ浦の魅力は海岸にそびえる巨大奇岩群。
なんでこんなことになったの?というような巨大で奇妙な形をした岩がまるで地面から生えているように存在しています。 

さて駐車場から森の中を歩いて海岸まで降りて行きます。
駐車場には熊に注意の看板。
ああ、下北にも熊がいるのか。
なかなかの環境ですが、生きていけるんですね。
熊よけの鈴を持ってくるのを忘れたため、物音大きめで歩いていきたいと思います。
10分ほど歩いていくと海岸に到着。

目の前に現れる巨大岩たち。
圧巻。
にょきにょき生えてる。

しばし散策。

こんなんどうやってできたんだろう。
ベタですが、地球の長い年月を感じます。
長年の月日を経てできたというなら未来はどうなっていくんだろう。 

かなり自由に岩に近寄ることができるのでとても迫力を感じられます。
じっくりと満喫しました。
この仏ヶ浦はかなり辺鄙なところにあるのですが、思っているよりずっと人が多かったです。
遊覧船があるようなので次回はそちらにも乗ってみたいですね。

ミルク工房 ボン・サーブ

ではでは先へと進みますか。
むつ市街へ戻ります。
山の中を運転し、1時間強かかり、13:30ごろむつに戻ってきました。
お昼にしようかと思ったのですが、それと言って食べたい気分でもなかったので(先も急ぎたいですし)、昼食はやめ、その代わりといっては何ですが、ソフトクリームを食べましょう。
「ミルク工房 ボン・サーブ」さんへ。

350円のソフトクリームをいただきました。
かなり濃厚でおいしいソフトクリームでした。
近くに行かれた方はぜひ。 

時刻は14:00過ぎ。
さあ本日、そしてこの旅行のメインイベントのために青森市へと向かっていきます。
むつ市からは車で2時間ほど。
ロングドライブです。
高まる気持ちを抑えながら。
いざ、お祭りへ。 

③へつづく。 
青森旅行記③ ねぶた祭‐前編‐

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