②のつづき
岩見沢から一気に稚内まで北上してきました。
今回は最北の街・稚内を堪能します。
①②④⑤⑥⑦はこちらから
北海道旅行記2021① 北の大地へ
北海道旅行記2021② オロロンライン
北海道旅行記2021④ 礼文島-礼文岳
北海道旅行記2021⑤ 礼文島-桃岩展望台コース
北海道旅行記2021⑥ 稚内→旭川 250キロドライブ
北海道旅行記2021⑦ 美瑛・富良野
いざ最北端・宗谷岬へ
14時半ごろ稚内に到着。まだお昼を食べていません。
なのでセイコーマートにて遅めの昼食をとります。
セイコーマートってすごく便利で大好きなんですよね。
せっかく旅行きたから、その地のものを食べたいなとかあるじゃないですか。
でもお店調べて、行って、食べてって余裕がないことありますよね?自分はあります。
そんな時にセイコーマートをとても重宝しています。
ここのものを食べれば、北海道のものを食べたと自分の中で合格点をあたえられるのです。
ありがたい。ありがたい。
昼食を済ませ、いよいよ日本の最北端、宗谷岬を目指します。
去年も訪れていますが、ここまできたからには目指さずにはいられません。
最北の海沿いをドライブしていきます。
気分爽快。
そして30分ほどドライブ。ついに最北端到着。
ここはいつもそこそこ人がいますね。
日本の最北端として昔から名前を知っていましたし、いざ来ると2度目であってもやっぱり感慨深いですね。
ここより北には日本はないんですよ。
天候によってはここからサハリンまで見えるそうなのですが、この日は見ることはできませんでした。
日本最北人になったあとは給油します。
比喩表現ではありません。
そのままの意です。ガソリンスタンドへ。
そんなこといちいち報告するなと思われるかもしれないですが、ここ宗谷岬の近くに日本最北のガソリンスタンドがあります。
出光昭和シェル宗谷岬SS。
ここで給油をしますと、最北での給油証明と記念の貝殻がもらえます。
ここまできた証。
ネットが発達によりどんな僻地でも簡単に画像を見れるようになった現代において、旅行の価値というところが少し希薄になってきています。
そんな状況で、この最北での給油証明だったりの”そこに自分が存在した証”というのはとても価値あるものだし、個人的にもこれらの”そこでしか”体験できない、手に入らないを大事にしたいと思っています。
宗谷丘陵
さて次は宗谷丘陵です。
宗谷岬から南に見える坂を登りしばらく進むとそれは現れます。
ちなみにこの坂を上ったところに、ホタテラーメンで有名な間宮食堂があるのですが、自分が訪れたときは去年も含め2回中2回、営業終了後でした。
14時半までの営業のようです。
いつか行ってみたいです。
話をもどして、さらにその先に進んでいくと丘陵地帯に突入します。
丘陵とは起伏がなだらかな丘のことを指すそうです。
丘陵自体は日本の至る所にあるようなのですが、ここ宗谷丘陵の特筆すべきところはなんと言っても景観。
ザ・北海道のそれ。
高い木などはあまりなく、
見渡す限りに丘陵地帯が続き、
牛が放牧され、
ぽつぽつと風力発電機が立ち、
気持ちの良い風が吹き抜けています。
時期ならば牧草ロールも見られます。運が良ければ野生の鹿も。
道北の中でもかなりおすすめのスポットです。
いつか朝やけ・夕やけの時間に来てみたいです。
オレンジの丘陵をみてみたいです。
さらに宗谷丘陵の端には「白い貝殻の道」があります。
白い貝殻の道とはその名の通り、白いホタテの貝殻が敷き詰められた全長約3キロの道です。
きれい。真ん中に白い道、左右に緑の牧草地、上には青い空。
鮮やかな色のコントラストを楽しめます。
一体何個の貝殻が使われているのだろう。
宗谷は2年連続で訪れるくらいにとても魅力的な場所です。
また来たいと思います。
そして今度はまた岬から東側を下り、網走方面に向かいたいです。
この地域もわくわくさせるものであふれているので。
夕食からノシャップ岬
16:00ごろ、宗谷を離れます。
稚内市街に戻り、まずは宿にチェックイン。
いわゆる宿といった感じのところです。
さすが稚内の宿だなと思ったのは夏なのに石油ストーブがおいてあり、エアコンがついてない。
普段は涼しいんだろうな。
ちなみにこの日は30度オーバーでめちゃくちゃ暑いです。。。
とりあえず荷物を置き、夕食に出かけたいと思います。
少し調べたのですが、去年と同様「うろこ亭」さんへ。
おいしかったのでまた来ちゃいました。
今回の北海道、初の海鮮です。やっと。
うろこ市丼をいただきます。
はい。もちろん今年もおいしかったです。
時刻は18時前。
夕日をみにノシャップ岬へ。
北海道の北の北を地図でズームアップしてください。
すると2つの角のように左右がとんがっています。
右側が先ほどの宗谷岬。そして左がノシャップ岬です。
この日は晴れということでかなり夕日に期待しております。
そして、どーん。これです。
このすばらしかった1日の締めにふさわしい。そんな夕日です。
ゆっくりぼーっとみていました。日没までみていたかったのですが、下の方に雲がかかっているため、その瞬間はみることができないであろうと。
そして、明日は朝一のフェリーで礼文島に向かうため、かなり早起き。
そのため日没を待たずして早めに切り上げます。
締めの温泉から苦しい夜
1日の最後に温泉に向かいます。
そんなに温泉が好きというわけではないです。
ただ「旅行中になるべく疲れを残さない。」これをかなり意識して旅行するようにしています。
あまり疲れに耐性がないのです。
その日その日を全力で楽しむためにも、そして旅行明けに苦しくならないためにも、疲れの地産地消を心がけています。
日々ハードに動き、それでかつ翌日をフレッシュな状態で迎える。
モットーです。
今回は「稚内温泉童夢」へ。
大人1人600円。
しっかりと体を温め疲労回復に努めます。
ただ夏なのでほどほどに退場。
少し施設内でゆっくりしてもよかったのですが、だったら宿でゆっくりしようと早めに退散。
宿に戻る道中ですが、しかし暑い。最北の夜とは思えない。
この日は夜でも暑さがかなり残っていました。
宿に戻る。
暑い。
部屋にエアコンがないのがこれほどまでに重くのしかかるとは思いませんでした。
もっと涼んでから温泉を出るべきでした。
反省。。。。。
アイスを食べても体が冷えない。それでも早く寝ようと思います。
なぜなら翌日は6時半ごろ発のフェリーに乗ります。
稚内のフェリーターミナルはここから近い場所にあるのですが、船酔い対策で、横になるベストポジションに陣取りたいため、なるべく早く行きたいのです。
5時半ごろ着きたいのでどんなに遅くとも5時には起きます。
じとーっとした蒸し暑さの中、就寝、、、しようと思ったのですが、やはり暑くて寝れない。
扇風機はついていたのですが、どれほど清掃されているか不明で、ほこりが苦手な体質なので、うかつに回すことができませんでした。
今考えると回すべきだったんですが。。。
このようないくつかのミスが重なり、大変寝苦しい夜になりました。
疲れをとるための温泉がすこし逆効果に。
11時ごろには寝ようとしていたのですが、実際に眠れたのは何時だったんだろう。
焦りものしかかり大変厳しい状況で2日目が終わりました。
苦しい夜を過ごしておりますが、すでに書いている通り、明日は礼文島に行きます。
今回の旅行のメイン。楽しみ楽しみ。
④へつづく。
北海道旅行記2021④ 礼文島-礼文岳
北海道旅行記2021⑤ 礼文島-桃岩展望台コース
北海道旅行記2021⑥ 稚内→旭川 250キロドライブ
北海道旅行記2021⑦ 美瑛・富良野