毎日賛歌。好きなことについてつらつら書いていきたいと思います。

北海道旅行記2022③ オトンルイ風力発電所

②のつづき 

前回は北海道旅行2日目。
午前中に岩見沢から天塩までやってきました。
途中、おびらの道の駅や甘えびファクトリーに寄り道。
美味しいものをいただきながらの道中でした。
今回は天塩から稚内に向かって行きます。
大きな目的であるオトンルイ風力発電所の見納めです。 

①②はこちらから 
北海道旅行記2022① 1日目
北海道旅行記2022② オロロンライン

オトンルイ風力発電所

天塩の道の駅で十分に休憩を取り、いよいよここからオロロンラインの真髄(勝手にそう思ってます)、核心(勝手にそう思ってます)に入っていきます。
国道232号線を外れ、道道106号線へ。
5分くらい進んでいくと、90度のカーブがあります。

この辺りで見えてきます。
風車群。
広野に28基の風車が一直線に並んでいます。
「きたきたきたきた」。
天塩川にかかる橋を渡り、いよいよオトンルイ風力発電所を正面にとらえます。

いい感じの距離感まで近づいたところで車から降りてみます。
きれいな景色。気持ちのいい風。自然の音。
今年もここまでこれたといううれしさ。
すばらしいです。
ありがとうございます。

同時にこれを観れるのも今回が最後かもしれないと思うと寂しさがあります。
2023年4月から建て替えが始まるという情報があります。
北海道に来るたびにまずはここを目指していたので、自分にとって1番北海道に来たことを感じる場所というか。
次からどうしたらいいんだろうと思ってしまいます。 

割と時間にゆとりを持てているのでゆっくり楽しみましょう。
ぐるぐると回る風車はいつまでもみてられます。
たき火とかドラム式洗濯機とかの類い。

そして、きれいに晴れた青空には白の風車がよく映えます。
ありがとうございます。
満足がいくまでしっかりと目に納めました。
ではでは。ごきげんよう。
先へと進みましょう。 

トナカイ観光牧場

この先は海岸沿いのすばらしい道が続いていくのですが、そちらには進まずに右折!
右折右折!!今年は少し内陸の方を通っていきましょう。

どんどん内へと切り込んでいき、着きました。幌延町。
ここで向かいますのは「トナカイ観光牧場」。
名前の通りです。トナカイがいます。
わかんないですけど、トナカイってあんまり見る機会ないですよね?
見てみたいじゃないですか。
なんと入場料無料です。
感無量。。。

さっそく飼育されているところへ。
いましたトナカイ。
結構な数います。
そしてかなり近くで見ることが出来ます。
寒いところに生息する動物だけあって毛があったかそう。
ツノにも毛が生えてる。
トナカイはツノが毎年生え変わるそうで、毛が生えているのは成長途中のツノらしいです。
ふわふわしてて攻撃されても痛くなさそう。

また、群れで行動する習性があるようで、ここのトナカイたちもみな群れで行動しています。
常に柵の中を周回している群れ。
あっち行ってこっち行ってとがちゃがちゃ動いている群れ。
何をしているのかよくわかりません。

周回している群れを追いかけてみました。
止まることなく常に同じ道を通っています。
歩いているところの草がはげて、土が見えています。

「うわ、桑田ロードじゃん」。
いいものが見れました。
心なしか彼らの背中に「18」の数字が見えた気がします。
しばらく戯れ、後にします。 

日本原子力研究開発機構幌延深地層研究センターゆめ地創館

次はお隣の施設へ。
全く予定になかったのですが、トナカイ牧場から見える高い塔が気になり、せっかくきたということで。
日本原子力研究開発機構幌延深地層研究センターゆめ地創館。
放射性物質の地層処理についての研究が行われている施設です。
館内にいろいろなパネルや模型があり、放射性物質の地中処理について知ることが出来ます。
世界でもまだ地中処理を実現できている国はないそうです。

館内には大きな掘削用の機械の模型とかもあります。
平日だったためか館内は非常に静かで厳かな雰囲気。
緊張感があります。
前に福井にある原子力関連の施設に行ったことがあるのですが似たような雰囲気だったことを思い出します。
受付の方から最後に声をかけていただいたので少しばかり質問をしたのですが、丁寧に答えてくださりました。
ありがとうございます。
アカデミックな寄り道になりました。 

ノシャップ寒流水族館

さあ進みます。
時間は15:00手前。
あと1時間ほどで稚内です。

国道40号を突き進み、稚内の市街地を抜け、やってきたのは「ノシャップ寒流水族館」。
ノシャップ岬に来るといつも目に留まる水族館。
なかなか時間が合わず、今まで行けずじまいでしたがついに来ることが出来ました。

最北の水族館という事で、寒い地域に生息する魚、生き物を中心に展示されています。
この時は企画展として夏祭り仕様の展示がされておりました。

このようなユニークなイベントもある個性的な水族館です。
規模は大きくありませんが、入場料が500円とお得な水族館でした。

また共通の入場料で隣にある青少年科学館も見学できます。
科学に関することと、南極観測隊に関する展示等があります。 

時刻は17:00ごろ。
ついでにと言ったら少々贅沢ではありますが、ノシャップ岬で夕日を拝見し、稚内市街へ移動。
少しふらふらと散歩していると鹿に遭遇。
稚内ならではといった感じがしますね。

この街にくるのも3年連続になります。
さすがに来年は来ないかもなとか。なんとか。 

本日はここまで。
明日はまたしても大移動。
東を下って北見市まで行きたいと思います。
よろしくお願いします。 

④につづく 

興味を持っていただけたら