毎日賛歌。好きなことについてつらつら書いていきたいと思います。

三宅島旅行記③ 今崎海岸・三池港など

②の続き。2日目張り切っていきます。

①②はこちらから
三宅島旅行記① 調布飛行場から三宅島へ
三宅島旅行記② 新鼻新山・火山体験遊歩道など

2日目。まずは大久保浜

翌日 

おはようございます。
朝食をいただき、荷物をまとめる。
この日も気持ちの良い快晴。
予定では12:30の自転車返却に向けて、寄り道しながら錆ヶ浜の観光協会に向かいます。
8:00頃出発。 

まずは大久保浜に立ち寄り。
こちらはキャンプ場併設の海岸。
テントを張るのは要予約。

とにかく広いビーチ。
砂が黒く見えたので、いわゆる砂浜というよりは、溶岩が砕けた細かい黒砂のビーチのようです。
力強く波が打ち付け、海の向こうには伊豆の島々(おそらく新島)や遠くには富士山も見えます。

11月の早朝のためか人がほとんどいない。
後ろを崖に囲まれているため、島の中でもさらに隔たった場所のような雰囲気がある。
秘境好きの方はぜひ。
集落もあるので海沿いの集落の風景も感じられる。
ゆっくりと堪能したのち、また自転車を走らせる。 

伊豆岬灯台

次は伊豆岬灯台へ。
島一周線から外れ緩やかな下り坂をブレーキを握りしめゆっくりゆっくり下っていく。
海岸の岩場に白い灯台がポツンとたたずんでいます。
これが伊豆岬灯台です。

こちらも海の向こうには伊豆の島々、富士山を眺められます。
灯台のふもとにはベンチがあり、座ってぼーっと波音を聞いていたい。

ただ、写真を撮っているとセンサーにゴミが入っていることに気づく。
レンズを外して、手持ちに合った眼鏡吹きでゴミをとろうと試みる。
なかなかうまいこと取れない。
そうこうしていると、ベンチに座る余裕を失ってしまいました。
精神的にも時間的にも。 
ちゃんとした道具を使うべきです。
これからは常備します。
ゴミにけりをつけ、次の場所へ。
下ってきた分、帰りの登りがきつい。 

伊ケ谷港

つづいては伊ケ谷港。
急坂を下りまして、はい。帰りが怖いです。
ここは三宅島に来る前にはチェックしていなかったのですが、前日乗ったバスがここを通過した際に、景観に惹かれたため、様子を見に来ました。
東海汽船の船がここを発着することもあるようです。

特に何かあるかと言われれば、ただの港となってしまうのかもしれない。
けれども周りに建物が少ないため、哀愁漂うようなそんな港になっている。

ちょうどこの時は、福徳岡ノ場の海底火山噴火による軽石が伊豆諸島に漂着することが問題になっているタイミングでした。
オイルフェンスが設置されており、軽石も浮かんでいました。

急坂を登って一周線に戻ります。 

今崎海岸

このあとはいよいよ錆ヶ浜が近づいてきます。
その手前で一周線を外れ、今崎海岸を通っていきます。
昨日訪れた火山体験遊歩道のわきを通っていく。 

今崎海岸はごつごつした岩の海岸で、千畳敷のようなところでした。
三本岳がよく見えます。 

めがね岩
三本岳

一周線よりも海岸沿いの道になるので、より島のみちを走っている感覚を味わえます。 

錆ヶ浜周辺

さあさあいよいよ錆ヶ浜に到着。
自転車の返却までは少し時間があるので阿古周辺をふらふらと。

昼食も済ませ、12時過ぎに自転車を返却。
充電なんとか足りました。
ぎりぎりでしたが。
下りではオフにするとか、平坦なところは常にローパワーにするとか工夫してました。
ご参考までに。 

観光協会ではちょっとした売店があり、島のものが買えます。
パッションフルーツソースがあり迷わず購入。
なにを隠そうパッションフルーツ大好きです。
サイダーで割ると最高。
お試しください。

この後はバスで空港方面に向かいます。
少し時間があるため、散歩がてら歩いて先のバス停へと向かいます。

なぜそこに標識

阿古郵便局前から乗車。
飛行機の時間までも余裕があるので空港の先のバス停で下車。330円。 

三池港→三宅島空港

三宅島最後に三池港に来ました。
これでおそらく三宅島の東海汽船の船着き場3つを制覇。
ありがとうございます。

今日は発着の予定がないのか、釣り客と思わしき車が数台あるのみ。
駐車場に街灯がたくさんあり、異様な光景になっていた。

13時過ぎ、空港脇の海岸沿いの道路を歩いて空港へと向かう。
前日、地図を眺めていて、この道行ってみたいと思いました。
波の音と海の向こうに浮かぶ御蔵島を感じながら歩いていきます。

景観もすばらしいのですが、何よりいいのが車が通らない・人がいない。
この道沿い特に何かがあるわけでもないため、利用する人が少ないんでしょうね。
歩いていた30分ほどで車1台のみ。
RPGの世界で冒険しているようなそんな感覚。

そんな道をカラスに怯えたりしながら歩く。
やがて一周線に合流し、空港着。14時過ぎ。
手続きを済ませ、15時の飛行機まで時間をつぶす。 

時間になり搭乗。
座席を直前に伝えられるこのシステムも2回目のため慣れっこ。

約50分のフライト。
帰りは終始天気がいいためか、ほとんど揺れることなく快適。
空からの眺めを堪能しながら調布へ。
乗っていながら気づいたのが、普通の飛行機と比べて高度が低いのでより地面に近く、街だったりがはっきり見える。
そんなこんなで調布に到着。
お疲れ様です。
三宅島1泊2日終了です。 

伊豆諸島には結構訪れることがあって、神津島や八丈島、伊豆大島に行ったことがありました。
そして今回の三宅島もまた、月並みな表現になってしまいますがすばらしいところでした。
特に海と山、自然のパワーをいただけました。
島が好きなので、東京から手軽に(時間的に)行ける伊豆諸島はかなりありがたい存在です。
次は新島か式根島に行きたいな。 

お読みいただきありがとうございました。 

また次回の旅行記で。 

興味を持っていただけたら