毎日賛歌。好きなことについてつらつら書いていきたいと思います。

長崎旅行記⑤ 佐世保→平戸→西海

④のつづき 

野崎島を楽しんだので小値賀に戻り、佐世保へと帰ります。 

①②③④はこちらから
長崎旅行記① 五島列島へ
長崎旅行記② 小値賀島
長崎旅行記③ 小値賀島-五両ダキ・長崎鼻
長崎旅行記④ 野崎島

小値賀→佐世保

予定通り、11:35に野崎港をでる船に乗り、小値賀へと帰ります。
11:55に小値賀到着。
このあとは13:55発のフェリーで佐世保へと帰ります。
それまではお昼お食べたり、集落を散策したり。
家が密集している間の狭い路地を歩くのが楽しい。
島特有ですかね。
ぎゅっとしてるのがいいです。 

昨日泊まった宿に荷物を預かっていただいていたので、それを受け取り、いよいよ小値賀を出発します。
五島列島目当てで来ているこの長崎旅行ですが、行くのはこの小値賀島のみ(野崎島も含めると2島?)。
五島列島に来るのは初めてだったのですが、非常に波長があうなと感じました。
すごく穏やかな空気が流れていて、野放しにしてくれるというか自由にさせてくれるというか。
でもそれは突き放されているというわけではなくて。
そんな空気感を島から勝手に感じていました。
単に人口密度が低い心地よさかもしれないですが。
ともかくまた来たいです。
バイバイというよりはまたねまたね五島列島。 

ということで小値賀を後にします。
帰りはフェリーなので佐世保までは約2時間半。
片道3260円。 

佐世保着。
今日はこのまま佐世保に泊まります。
チェックインを済ませ、荷物を置き夕飯へ。
佐世保に来たのでとりあえず佐世保バーガーを。
「Big Man」へ。
ハンバーガーは間違いないですね。
おいしかったです。
ここ2日間行動した分のエネルギーを補給したいので、まだ食べます。
ちゃんぽんかなーとか考え歩いていたのですが、駅の中華屋さんがすでにオーダーストップしてたので、なくなく断念。
昔来た時もここの中華屋さん入れなかったような。
なかなか縁に恵まれないものです。

その後たまたま見かけたラーメン屋に入店。
胃袋が大きくないので、さすがにハンバーガーとラーメンで満腹。
ホテルに帰りこの日の行動は終了。
お疲れ様でした。 

平戸

翌日。
この日はレンタカーを借りてぶっ放します。
まず北。平戸へ。
佐世保からは高速を使って1時間ほどというアクセス。
まず川内峠のあたり。

その後、平戸港近くの駐車場に車を止め、オランダ商館の辺りを散策。
せっかく来たのですが、そこまで時間に余裕もなく、ほどほどに退散。
どうせここまできたなら、生月島まで足を伸ばしたかった。
来ないと時間持て余しそうだったし、来たら来たでそんなに時間はない。
こんな時どうすればいいんですかね。
何かいい案があればなあと思います。 

佐世保バーガー本店

というわけで11:00過ぎに平戸を離れ、南下。
お昼ごろにちょうど佐世保に通りかかったので、佐世保バーガーを再び。
市街地からは離れた「佐世保バーガー本店」へ。
おんなじことで申し訳ないのですが、やっぱり間違いない。
色んなハンバーガー屋さんがある佐世保の人はうらやましいな。 

片島魚雷発射試験場跡

そしてさらに南下。
片島公園、魚雷発射試験場跡へ。
こちらは1918年に建設された建物で、その名の通り、当時魚雷の性能検査などを行なっていたのではと言われている場所。
戦争の遺構、そして廃墟としても価値のある建物です。
許可など要らずに見学できるというところが魅力ですね。
なぜここに来たかというと廃墟に興味があるということもあるのですが、自分の好きなバンドのミュージックビデオの撮影が行われた場所なんですよね。
いわゆる聖地巡礼。
ほかにも撮影等に使われることもあるとかないとか。 

この魚雷発射試験場跡、中でも空気圧縮ポンプ室の跡には圧倒されます。
朽ちていく建物の中に力強く木が生えていて、そのコントラストが絶妙。
木のたくましさ、生命力が伝わってきます。
気軽に楽しめる廃墟ということでなかなか面白いスポットです。 

針尾送信所

つづいて西海市方面へ移動。
旧佐世保無線電信所(針尾送信所)へ。
旧日本海軍が大正11年に建設した長波無線通信施設。
佐世保の近辺には戦争の遺構が多くあるんですね。
この針尾送信所には高さ約130メートルの電波塔が3本設置されていて、その光景は異様。
遠くから見るとコンクリートの細長い塔が3本生えていて、奇妙な光景になっています。
近くで見るとまた異様。
ただの棒のようなフォルムで、ただの円形の筒、約130メートルの長い棒がそびえているような外観です。
あまり末広がりになっていないので、下からてっぺんを見上げようとすると本当に真上を見るようなことになります。
また、てっぺんまで目印になるようなものがなく、遠近感を狂わされます。 

近くにある電信室は、2020年から内部が一般公開されたとのこと。
古くなってはいますが、当時の姿を垣間見ることができます。 

七ツ釜鍾乳洞

お次は西海パールラインを通り、七ツ釜鍾乳洞。
鍾乳洞は探検感がなんとも楽しいです。
なので旅行先で鍾乳洞にはちょこちょこ行くのですが、こちらは他の鍾乳洞よりも、比較的新しく(それでもできたのは約3000万年前とのこと。
一般的には2.5億年前のものが多いそう。
どちらも想像もつかないような年月ですが。
この七ツ釜鍾乳洞は1928年に近くの小学校の職員によって発見されました。
小学校職員すごい。
こんなとこ怖くて入れないよと。
何か知識があって入ったのだろうか。

この日はGWのはざまの平日であり、終了時間も迫るような時間に訪れたためか、他の訪問客がいなかったため、中は少し怖さを感じました。
地中の中に1人っていうのはなかなか不安感を誘うものです。 

この鍾乳洞は他と比べてとんでもなく狭いところもなく、アップダウンもありますが、比較的キツくないため、楽に歩くことができます。 

夕飯

時刻は17:00ごろ。予定していた場所はすべて回ったので、夕飯食べてホテルへ向かいます。
海鮮が食べたいなと思いGoogleマップで調べ、「おくうら」さんへ。
橋を渡って寺島、大島を経由し、蛎浦島(かきのうらしま)へ。
細い住宅街を分け入るとそのお店があります。
こんなところに…みたいな、隠れた名店としてテレビなどで紹介されそうな立地です。
もう紹介されてるかも。
こちらで海鮮丼をいただきました。
あら汁付きがよかったのですが、残念ながらSOLDOUT。
でも豪勢な海鮮丼で大満足。 

崎戸海浜公園

さて夕食を済ませ、ホテルへと思っていたのですが、ちょうど日没のタイミングだったので、「おくうら」さんから近い、崎戸海浜公園へ。
天気も良く、人も少なく、非常にきれいな夕日を眺めることができました。

さて暗くなってしまいましたので、ホテルへ。
明日のことを考えると最高の立地のホテル。
オープンしてまだ1年ほどのようで中もきれいで新しかったです。
サウナがあるとのことでワクワクしていたのですが、コロナのために休止中。
残念。。。 

というわけで本日終了。 

明日は池島を歩きます。 

⑥へつづく 
長崎旅行記⑥ 池島

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