毎日賛歌。好きなことについてつらつら書いていきたいと思います。

小笠原旅行記① 24時間の船旅。小笠原・父島へ。

②③④⑤⑥はこちらから
小笠原旅行記② 島を一周。旭山南峰・コペペ海岸へ
小笠原旅行記③ 戦跡ツアー
小笠原旅行記④ 高山・中山峠
小笠原旅行記⑤ 山ツアー
小笠原旅行記⑥ 南島・小笠原最終日

そうだ、小笠原へ行こう

旅行好きな方だったら、人生で1度は小笠原に行ってみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

かくいう私もそのうちの1人。
いつか行きたいと”常々”思っておりました。

そして今回、1週間の予定を空け、小笠原諸島・父島へ行ってきました。
ボニンブルーの海。豊かな山。晴れ渡る青空。とにかく大自然。

9月の小笠原・5泊6日。
これを読んで小笠原旅行を検討していただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。 

チケット争奪

小笠原諸島は東京から南に1000キロ。
大陸と一度も陸続きになったことがなく、独自の生態系が発達しています。
世界遺産にも登録されています。 

アクセス方法ですが、小笠原に飛行場はありません。
アクセス手段は船のみ。おがさわら丸。
竹芝桟橋からでてます。
船の所要時間は24時間。丸1日。 

通常、週1便。繁忙期に週2便。
行ったらおよそ1週間は帰ってこれません。
まあなかなか都合つかないですよね。この行きづらさがまた魅力的。
高ければ高い方が登った時、気持ちいい、そういうことです。 

今回、なんとかして予定をこじあけました。必死です。
予定こじあけたら次は、チケット争奪戦。おがさわら丸のチケットはすぐに売り切れます。
世の中にはこんなにもこじあけられる人がいるのか。羨ましいかぎり。

そんなプラチナチケットは乗船日の2か月前から発売開始。
繁忙期はほとんど当日に売り切れているのではないでしょうか。

実は当初予定していた日程ではチケット取れなくて、1週ずらしてます。
2度目の正直で発売日当日のお昼ごろ、電話にて確保しました。 

ネット予約もあるのですが、iPhoneユーザーは利用できない仕様のようです。
ちなみにネットで空席確認できるのですが、×表示になっていても電話だとまだ空いてる場合があるようです。
この度もそうでした。あきらめないで。 

行き2等寝台(約3万円)、帰り特2等寝台(4万円)を予約しました。
それぞれの感想は後程。 

コロナ禍ということもあり、任意ではありますが、PCR検査がありました。
郵送か直接竹芝桟橋に提出かの2択でした。
どちらも乗船日の前日or前々日だったと記憶しています。
もちろん検査していただき、陰性ということでした。
検査が直前ということもあり、緊張しましたが、何事もなくよかったです。 

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竹芝桟橋→小笠原・二見港

さあ当日。家を出ても実感がない。
小笠原到着まで24時間以上あるからか、ふわふわした気持ちで竹芝桟橋へ。
出港時間である11時の1時間ちょっと前に到着。
出港時間は船が出る時間なので余裕を持って行きましょう。

ロビーには、たくさんの人。ほとんど観光客のようでした。
勝手にですが、小笠原への旅行って、みんな旅行の大一番の部類に入ると思うんですよね。人生の中で。なかなか行けないし。

そんな勝負をかけにきてる人がたくさん集まるとね、熱気がすごい。狂喜乱舞。
こういうのって周りに伝染しますからね。
これから、特別な旅行が始まるんだなという幸福感に包まれる。
クルーズ船とかもこんな感じなんだろうな。 

乗船し予約した寝台へ。
2等寝台はいわゆるカプセルホテルのようなところです。
上下2段。通路から枝別れにちいさな通路の左右に2段づつ寝台があります。1ミニ通路に4カプセル部屋です。
コロナ禍で2分の1しか部屋が埋めていないようでしたが、100%埋まると少し窮屈感があるかも。
物音等は少し気になるかもしれないです。

部屋に荷物を置き、甲板へ。
船乗ったらとりあえず甲板行っちゃう。考えは皆同じで人が集まってました。
この日は気持ちの良い晴れ。青空のした、缶ビールで祝砲をあげる人、景色を眺めている人。

ビル群を眺めながらこれから待つ小笠原に想いを馳せる。 

おがさわら丸出港

11:00 
いざ出港。初めの3時間は東京湾内。

景色も変わるし、波も穏やかです。

最初にレインボーブリッジの下を通過。
しばらくすると羽田空港が見えてくる。
その後は両サイドに房総半島と三浦半島を眺めながら。

甲板でボーっとしていると、2時間ほどあっという間に過ぎました。

ここらで昼食をとります。
外洋に出ると揺れる危険があるので、なんとか東京湾内で済ませたいです。

以前、新潟→北海道まで船に乗った際、船酔いで地獄を見ました。
それ以来船に乗るときは細心の注意を払っています。とにかく横になる。それが一番大事。
酔い止めも忘れない。これで大概いけます。 

東京湾内にいる間にレストランで昼食を済ませ、自室にこもり、ひたすら横になる。
外洋出ると電波がないです。とりわけ自室内は湾内であっても電波通じないことが多いです。
なので、船に乗る前に、Netflix・Amazonプライムの動画を大量にダウンロードしておくとよいです。

動画をあさったり、寝たり、ちょこっと本読んだり。それしかできないです。
ある種贅沢な時間。
夜になり、自室内で事前に勝っておいた夕食をとり、シャワーを浴びて、おやすみなさい。 

おはようございます。
目覚めると、あと数時間で小笠原。
ただ、甲板にでて、この目で小笠原を確認する気力はない。
小さな箱に閉じ込められると怠惰になる。
起きたとて何をするわけでもなく、時間が過ぎていく。 

父島到着

11:00
はい。到着。

到着時の写真がない。普通到着したら写真撮るでしょ。
それだけぬるっとした気持ちで小笠原上陸。

しかし、船から出るとじりじりと日差しに刺される。
さっそく南国を感じ、さっきまでの怠惰さが吹き飛び、スイッチが入る。

たくさんの島の方々が、旅客を出迎えている。

宿の方に迎えに来ていただいている。優しそうなおじいちゃん。車で宿まで送ってもらう。
少し市街地を紹介してもらいながら、あっという間に到着。

部屋に通していただき、荷物を置く。

小笠原滞在は今日含めて4日。さあこっから。始まる始まる。 

②へ続く
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