毎日賛歌。好きなことについてつらつら書いていきたいと思います。

小笠原旅行記⑤ 山ツアー

④のつづき 
①②③④⑥はこちらから
小笠原旅行記① 24時間の船旅。小笠原・父島へ。
小笠原旅行記② 島を一周。旭山南峰・コペペ海岸へ
小笠原旅行記③ 戦跡ツアー
小笠原旅行記④ 高山・中山峠
小笠原旅行記⑥ 南島・小笠原最終日

本日は山ツアー

滞在3日目第1試合。 

今日は山系のツアーが入ってます。
また山かよとつっこまれそうですが、何を隠そう小笠原に滞在中、海には入りません。
なんとなく気分じゃなかったんですよね。
入っておけばよかったと今は思ってます。
ただ予定を詰めすぎて海に入る余裕を失いました。 

そんなわけで山をガイドしてもらいます。
正直、前日の疲れが全くとれていません。
それなのに山に行くという。
せっかく来たからいろんなとこ行きたいけど、気持ち的にはゆっくりしたいという葛藤にさいなまれました。
ただ、ガイドさんの予約をしていたので、休むという選択肢はないです。
突き進みます。 

この日は朝9:30に宿まで迎えにきていただきました。
ガイドさんにはここでしか見れないものをみたいということと疲れちゃっているのであまりキツくないところでとリクエストしました。
疲れてるってなんやねんってなりますよね。
じゃあ予約すんなやと。
すみません。。。 

ただ、結果的にこの日はほどよいコースを案内していただき、大満足でした。
感謝。 

ウェザーステーション展望台・三日月山展望台

さて、まずはウェザーステーション展望台。
高台から太平洋を見渡せます。
運が良ければザトウクジラがみれるそうです。クジラの定点観測をされている方がいらっしゃいました。
夜は星がきれいとのこと。夜にもきてみたいな。
こちらでの写真はございません。
この日は写真少な目でお送りします。

そのままの足で三日月山展望台へ。ウェザーステーションから歩いて10分ほどです。
三日月山展望台からは大村の町を見下ろせます。

あれが泊ってる宿だなあとか。
あれが神社とか。
高いところからいろいろ探すのって楽しいですよね。

続いて扇浦海岸と連珠ダム。
固有種の草花などを紹介してもらいました。
ただ写真などをとっていなかったため割愛。

そののち、小港海岸手前の広場で昼食をいただきます。
都会と違って音がない。
自然の音に囲まれながら。

やっぱり前日の疲れで体が重い重い。
ご飯もあまり進みません。。。
ご飯を食べながら少しお話させていただいたのですが、ガイドさんは本州出身とのこと。
こうやって地方に移住する人生もいいよなと思うのですが、
実行しないあたり、自分は未練・後ろ髪を引く何かがこっちにあるようです。 

時雨山

午後は時雨山からスタート。
こちらは小笠原の森を見渡せる。 

この辺りは空港建設案の候補地にもなっているとのこと。
小笠原に空港を作るか否か。
小笠原の人の中でも賛否両論だそうです。
メリットとしては都市とのアクセスが良くなり、
高度な医療が受けやすくなったり、
主要産業である観光業が盛り上がったりなど。 

デメリットは空港建設や訪問者が増えることによる小笠原の自然・生態系への影響。
また、より小笠原が身近な存在になることで魅力が失われるのではないかという点。
めったに行けないことが小笠原の価値を高めています。 

これは難しい問題ですよね。
メリットもデメリットも十分に納得でき、考慮するべきだと考えます。
自分としては空港建設をしてほしくないと思っています。
やっぱり小笠原のこの異世界感は圧倒的であるし。
船で24時間かけないと行けないのはとっても魅力的だと思います。
魅惑の楽園。
そこは崩してほしくないと一観光者としては感じます。
ただ住む人にとっては不便でもあるんでしょうね。 

森の中へ

お次はジャングル空間へ。

こちらもまたガイドさんの同行必須。
植物がいろいろと見れます。
ムニンシラガゴケはとっても整ったコケ。
カーペットにして寝てみたいですね。

ガジュマルの群生。
こんな自然のアスレチックがあったら子供は楽しいだろうなぁ。
まさに秘密基地。憧れ。 

傘山

つづいて、傘山です。
今回のツアーではこの場所が自然のスポットでは最後。
こちらもガイドさんの同行なしには入れません。
山に分け入り、この日初のちゃんとした登り。
このころにはなんとなく疲れも取れていたので、軽々と登っていきます。
ほんの15分ほどで頂上に到着。 

小笠原の森々が見渡せます。太平洋から流れてくる風が気持ちいい。太平洋から来た風が自分を経由して太平洋へと流れていく。自然と一体化できるようなそんな気分です。

ここで少しゆっくりしました。時間に追われることなく。

小笠原海洋センター

大村への帰り際、小笠原海洋センターに連れて行ってもらいました。
ここではウミガメが育てられています。

ウミガメって実際に見てみると結構”リアル”。
リアルって本物なわけだから当たり前なんですけど。
近くで見るとごつごつしている。
とにかく動く動く。
腕を海面にペタペタ。
なんかアトラクションの作り物みたいな感じがするんですよね。
顔の周りも妙にプラスチックにみえなくない。

子どものウミガメもいました。ちいさくてちいさくて。
エサを懸命に食べている姿には生命力がやどっていました。

ここで本日のツアーは終了。
小笠原でしか見れないものをたくさん見せていただき、紹介していただき、大変大満足です。
ありがとうございました。

大村地区を散歩

大村地区へと帰ってまいりました。
明日は最終日。15:00の船で帰ります。
その前に大村地区を散歩します。

風景を脳裏に焼きつけます。 
島の海岸に勝るものはないですね。 
ぼーっと海を眺めていられます。 

しばらくして夕食の時間になりました。
宿に帰ります。 

最後の夜なので夕食後にも散策に出かけました。
夜はさすがに人が少なく閑散としています。

昨日・一昨日と星をみるのを忘れていたことに気づきましたが、
この日はあいにくの曇り模様。また次来たときの楽しみにします。
こうやってまた次くるための口実を残していくことで、
自らに再訪のチャンスを与える。
いいところには何回でも行きたいですからね。
1つ1つゆっくり楽しみながら、行けなかったところはまた次回。
こうすることでこれからの人生で、長く旅行を楽しめるのではないかと思ってます。 

さあいよいよ明日は最終日。 

⑥につづく
小笠原旅行記⑥ 南島・小笠原最終日

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