毎日賛歌。好きなことについてつらつら書いていきたいと思います。

隠岐の島旅行記③ 西ノ島・国賀海岸

②のつづき 

前回は隠岐の島、島後を楽しみました。自然と歴史、街の雰囲気、すっかり隠岐を気に入っています。本日は西ノ島に行ってきます。 

①②はこちらから
隠岐の島旅行記① 島後
 隠岐の島旅行記② 壇鏡の滝・那久岬

西ノ島到着

4日目朝。
朝一の船で島後・西郷港から西ノ島・別府港へ移動します。
8時半、西郷港発。
ありがとう島後。また来ます。
1時間半の船旅。
別府港到着。
島に到着した時の島の玄関口の光景が好きです。
これから始まるというわくわくを感じます。

まずは足の調達。
それほど大きな島ではないのでレンタサイクル。
事前に予約しておきました。
当日は予約でいっぱいの様子でしたね。
断られている方がいました。

今日明日と借りるのですが、1日ずつ返却して借り直さないといけないという運用。
電動アシスト付きママチャリ。
本日は1日で3000円。
明日は5時間2500円。

国賀海岸

さあいきましょう。
最初に目指すのは国賀海岸。
この隠岐に行きたいと思った理由の場所。
牧草地帯の海岸です。
自転車で9キロ、45分ほどの道のりですかね。
途中はそれなりにアップダウンがあります。
到着。

バスで来たと思われる方にチャリできたのかと感心されながら。
いざ散策開始。 

まず坂を下っていくと、見どころの通天橋。
巨大な岩の真ん中がメガネのようにくり抜かれている。
海の侵蝕によるものでしょう。
しかしスケールがでかい。
写真だと分かりにくいかもですが、とにかくでかい。
こんなスケールの大自然が、この島にあるのかと驚き。
隠岐の島ってメディア等々でそんなに耳にする機会がないなと(関東だから?)思っていたのですが、もっと知られるべきだなと。
この光景だけでそう思わされます。
圧巻。 

さてここからは遊歩道を歩いて行きます。
片道2.3キロ。行きます。
まずは通天橋方面へ登り。
しばらく歩くと、じゃじゃーん、馬。
馬や牛が放牧されているのが、ここ国賀海岸の大きな魅力。
柵とかないのでちょっと怖さもあるけど。
隠岐の人によるとツノがあるから牛の方が危険かなと思いがちだけど馬の方が危ないとか。
後ろ脚で蹴り上げられるのに注意。
刺激を与えなければOKです。

崖の上の牧草地帯を歩いていきます。
片道50分ほどでしょうか。
摩天崖到着。
隠岐が誇る景勝地。
高さ約250メートルの崖。
牧草地帯と海と崖と馬と牛とを眺められるスポットです。
いい眺め。

屋根付きベンチで小休憩。
ちょうど12時なので軽食。
お弁当とか買ってきてここで食べるのもいいな。
休憩終了。
来た道戻ります。
途中、馬の群れに道を塞がれながらのんびりと。
帰還。 

赤尾展望台

次は赤尾展望台。

自転車で30分。
下って〜登って〜。
電動アシスト様様です。
道中、急に道端に牛がいてびっくり。
こんなとこにも放牧されてるんだ。
着。
いわゆるな展望台。
ここにも馬がいました。
日本海を一望。
さっきまでいた通天橋もよく見えます。 

鬼舞展望所

鬼舞展望所。
赤尾展望台から自転車で20分ほど。
島の南にあります。
到着。
ここにも牛放牧。
ここは歩いて奥の方まで進んでいける余地がありました。
奥まで行ってみましたが何かあるわけではなさそう。
これより先は何もなさそうだなと判断したところで引き返し。
知夫里島がよく見えました。


帰り、駐輪場付近に牛が。
道を完全に塞がれています。
少し待ちましたが動く気配なし。
意を決して脇を通ります。
私は敵じゃないよ〜何もしないよ〜とテレパシーを送りながら。
通過成功。
ありがとうございます。 

珍崎地区

時刻は15:30。
まだまっすぐ宿に行くには早いかなと。
島の1番南の集落、珍崎地区に行ってみます。
何があるってわけじゃないけど、こういう集落に来て、郷愁を感じたいのです。
満足。

宿に向かいます。
夕景。
島。
海岸線。
サイクリング。
島の旅行の良さですね。
移動中の景色。
音。
空気。
こういうのを後から思い出すと懐かしさとか、胸がぎゅっとなって、いい旅行だったなとまた行きたいなとか。
そういう幸福感に包まれる。
こういう思い出を増やしていきたいです。

着きました。
「みつけ島荘」。
港から近いとこです。
中に入ると某有名俳優さんとの写真が。
調べてみると、その俳優さんのお父様が隠岐出身のよう。

少しお部屋で夕飯までゆっくり。
夕飯付きのプランにしております。
島では夕飯難民になりますので宿で取るというのを胸に刻んでおります。(長崎・小値賀島にて学びました。)
夕飯。
最初に謝ります。
写真を撮っておりません。

夕飯会場にカメラを持っていき忘れました。
非常に豪勢な夕飯だったので、これをお伝え出来ないのは悔しい。
とてもおいしくいただきました。
ありがとうございました。
というわけで本日終了。
西ノ島。
いい。 

最終日

さあ隠岐の島旅行最終日。
とはいえ西ノ島の主要どころは昨日抑えたので、今日はゆっくりと。
あちらこちらを散歩。
あと由良比女神社。
島後の雑貨屋さんでおすすめしていただいたので。

お昼には「この海はひろし」の海鮮丼のお弁当。
予約するのがベターな様子。
伺ってみると予約優先だから時間かかるけどそれでもいいならと。

はい。
問題ないです。
昨日の国賀海岸にてお昼で近くに海鮮丼食べている人がいました。
それがおいしそうだったので。
たぶんここのだと思われる。
一見口調が強そうでいわゆる頑固店主かなと思ってしまいましたが、とても親切丁寧な方でした。
そういう見かけとか、側で人を見ちゃダメですね。
常々このことを思い起こすべき。
肝心の海鮮丼はまあおいしいこと。
西ノ島に来たらぜひ。
予約しておくのがおすすめです。
売り切れのこともあるようなので。 

はい。
12時半。
帰りの船は15時45。
それまでまた散策。
自転車こいでいいとこあったら止まってゆっくりして。
そんなことしていたらあっという間に船の時間。
というわけで隠岐の島旅行終了。


七類港でぼけっとしていたらバスが意外とすぐに出発してしまうので要注意。危なかった。 
バスで七類港から米子空港へ。


隠岐。
空気感がとても気に入りました。
とんでもない大自然もあって。
島の街の風情もあって。
とても充実した旅行になりました。
また来たいな。 

それではまた次回の旅行記で。 

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