毎日賛歌。好きなことについてつらつら書いていきたいと思います。

ポルトガル旅行記① リスボン街歩き・ビカのケーブルカー

⓪のつづき 

ポルトガルに到着。街に繰り出していきます。 
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ポルトガル旅行記⓪

ジェロニモス修道院?

さあ。ホテルに到着したものの特にプランは決めてません。
この時点で午後3時。
ということでリスボンの街をふらふらしましょう。
8月、真夏のリスボンです。
日差しは強く、街が白く感じるほど。
風は涼しげ。
これが蒸し暑くない夏か。気持ちいいな。日陰に入ると少しひんやりする。

さてひっさしぶりの海外。
街を歩くだけで新鮮新鮮。
楽しい楽しい。
建物・景色の新鮮さ。
道ゆく人が皆日本人ではないという新鮮さ。
その中を1人我が物顔で闊歩していきます。

いかにもヨーロッパな建物の間を通り、壁に描かれた絵を拝見するなど。
綺麗なトラムが街を彩る。
どこを見渡してもアルファベットで漢字・ひらがな・カタカナがない。
異国にやってきたんだなというわくわく感が心を躍らせます。

せっかく来ましたので景気づけに観光スポットに1つ行ってみたいと思います。
ジェロニモス修道院。
電車で向かいます。
「Cais do Sodrè」駅から乗車し、最寄りの「Belèm」駅へ。
CP(ポルトガル鉄道)。8分ほど。3駅目。

東アジア人が1人で電車に乗るのに目立ってしまわないかびくびくしていましたが、周りはあまり気にしていなそう。
まあ見慣れない1人の観光客なんてざらにいるかとここらで気づき始めました。
2列の席の窓側に座る。
隣に2人組の1人が座り、前の座席に座った連れと談笑を始めた。
目的の駅で目の前を譲ってもらってちゃんと降りられるかが不安になるのが心配性の性。
そんなことは心配に及びませんでした。
予定通りベレン駅で下車。
ここから歩いて10分ちょっと。

道中何やら行列が。
あとから調べたところ「パステイシュ・デ・ベレン」という洋菓子のお店で、ここのパステル・デ・ナタ(ポルトガルの名物であるエッグタルト)が有名のようです。
日本の旅行誌にも掲載されておりました。
この時は「何だろうこの人だかりは」としか思えず。。。

そこからすぐのところに何やら荘厳な建物が。
ジェロニモス修道院です。

大きくて迫力もすごい。
チケットを事前に購入していたので、さあさっそく中へと思うが、入り口がよくわからない。
とりあえず何やら人が並んでいるところに並んでみる。
しかしチケットを確認されることなく中へ入れてしまう。
この先になにかあるのかな?とりあえず中を楽しんでみる。

これぞヨーロッパという天井のたかーい建物。
ステンドグラスもきれい。

一通りみたのでいったん出てみる。

特段ほかの有料部分がある雰囲気でもなかったので、そのまま外へ。

ちょっと調べたところ隣にある教会は無料で入れるらしく、どうやら今のはそれっぽい。
でもどこがジェロニモス修道院の入り口かわからない。
まあいっか。
チケットは時間制であったため、その時間を大きく過ぎていることもあり、諦め。

日本に帰ってきてから調べたところ、臨時休業中だった?かも??
じゃあ購入したあのチケットはなんだったのだろう。
よくわかりませんでした。
いつかあの謎をときあかすことを夢見ておきます。 

ベレン駅

駅に戻る途中に公園があり、家族連れが楽しんでいる。
そこをよく見ると何やら見覚えのあるTシャツを着た少年が。
彼はボールを蹴って遊んでいる。
彼が来ているその青いTシャツは、間違いなくサッカー日本代表のユニフォーム。
何で着てるんだろう。
めちゃくちゃ気になる。
近くにいる親御さんに聞いてみようかなと思い、近くを通り過ぎたところでストップ。
前年に行われたカタールワールドカップでの日本を見て買ったのかなぁ。
聞きたいけど勇気が出ず、時間がたてばたつほど、今更話しかけるのはすこし怪しいかなと逡巡。
やめました。
これは一生の後悔かもしれません。
ちなみに背ネーム・背番号はなしでした。
なんで持っていたんだろう。。。 

ベレン駅。
黄色い小さな改札機が立っているので、空港で買ったプリペイドカードをチャージ。
ちゃんと反応しているのかわからない。
ここではゲートのようなものがないので乗れてしまうが、降りる駅でゲートがあれば、ここでしっかりカードを通せていないと降りられないのではという不安。
駅員もいないだろうしそうなったらどうしたらいいんだろう。
この不安は徒労に終わりました。
降りる駅で改札機にタッチし、見づらい画面をしっかり見たところ、お金がひかれていました。
でもゲートがない電車はちゃんとお金を回収できているのでしょうか。
鉄道会社の経営が気になります。 

ちょっと歩いて帰りたいので来るときに乗った「Cais do Sodrè」駅の一駅手前、「Santos」駅で下車。
プリペイドカードの残額が不安になり駅の機械でチャージ。
ここまでの乗車でどのくらいかかっているのかわからず、とりあえず15ユーロチャージ。
ただこれ最後まで半分くらいあまりました。
電車安すぎ。
ますます経営が気になる。 

ビカのケーブルカー

ここからホテルがある「Rossio」駅の方へふらふら歩いていきたいと思います。
街の風景が楽しい。
新鮮。
海外の人も日本の街、とりわけいわゆる住宅街のようなところを見るとそのように感じるのだろうか。 

たまたま見晴らしのよい広場のようなところを発見。
適当に歩いていても色々な景色と出会えてうれしい。
歩くのが好きで日本でも常日頃からもちろん旅行先でも歩くことが多いのですが、やはりここまで新鮮にいろいろな景色を楽しむというのはできないので、海外にくる楽しさ、醍醐味の1つだと思います。 

そこから少し歩いて旅行誌などでもよくとりあげられるビカのケーブルカー。
坂の多い街として知られるリスボンの名物の1つです。
観光スポットとして人気のようで、とても多くの人。
肝心のケーブルカーは止まっており、この時は運行していない様子でした。
普段はどうなのでしょう。

また線路の脇が階段状になっており、そこに座って談笑している人が多数。
地元の人なのでしょうか。
こういう時間の過ごし方っていいなと微笑ましくありました。 

街歩き

その後もお店を見たり、名物のエッグタルト、パステル・デ・ナタを食べたりしながらふらふらと。
ショッピングも。

「Typographia」というかわいいTシャツ屋さんでTシャツを購入しました。
リスボンの文字が入って観光客にぴったりのものから、シンプルにデザインがかわいいものまで色々なTシャツがありました。

そして最後にコメルシオ広場の近くからテージョ川を眺める。
海が見たいと思ってここに来ましたが、実際には川。
でも地図で見たその大きさ的には日本人からしたら海。
夕景と合間って非常に綺麗でした。 

これでこの日の散策は終了。
一旦ホテルに戻り呼吸を整え、夕飯を食べにいきます。
ホテルの近く「Granja Velha」へ。
海外のレストランってこうだったよなあというのを思い出しながら。
お肉とお芋を食べました。
久しぶりの「Check please. 」 

こうして1日終了。
濃い。
久しぶりの異国はとてつもなく強烈です。
楽しすぎる。
明日はユーラシア大陸最西端のロカ岬へ行き、夜はサッカー、スポルティングCPの試合を観戦します。 

②へつづく 

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