毎日賛歌。好きなことについてつらつら書いていきたいと思います。

ポルトガル旅行記④ スポルティングCP観戦記

③のつづき 

ロカ岬へ行き、カスカイス、リスボンを散策しました。
夜はサッカー観戦。
スポルティングの試合を観に行きます。 

⓪①②③はこちらから 
ポルトガル旅行記⓪
ポルトガル旅行記① リスボン街歩き・ビカのケーブルカー
ポルトガル旅行記② ロカ岬
ポルトガル旅行記③ カスカイス・リスボン街歩き

スポルティングCP

夕飯を終え、いよいよスタジアムへと向かいます。
日ごろからJリーグを観戦しているサッカー好きとしてはやはり本場ヨーロッパまで足を運んだら現地で観戦したい。
ポルトガル行きを決めた段階からどのチームを観戦するかを考えていました。
前回のブログにてポルトガルリーグの三大クラブをベンフィカ、ポルト、スポルティングとご紹介しました。
旅行の日程から、この3チームの中でホームゲームが開催されるのはスポルティングのみ。
ですのでスポルティングVSファマリカンの試合を観に行きます。 

スポルティングCP。
創設が1906年と伝統あるチーム。
リーグ優勝19回の強豪。

CPは「Clube de Portugal」の略。
サッカーを知っている方なら「あれ?」と思うかもしれません。
「スポルティング・”リスボン”じゃないの?」と。
私もあれと思い、観に行くにあたり調べました。
確かにリスボンに本拠地のあるチームですが、チーム名に「リスボン」はつかないそうです。
クラブは公式ツイッターでもクラブの公式名称は「Sporting Clube de Portugal」であり「Sporting Lisbon」ではないという投稿をしています。
「スポルティング・リスボン」という名前に聞きなじみがありますが、チーム名が変更になったわけではないそうで、なんでそのように間違えて呼ばれるようになったかはよくわかりませんでした。

スポルティングはクリスティアーノ・ロナウドがプロサッカー選手としてのキャリアをスタートさせたクラブとしても有名で、日本人では過去に元日本代表の田中順也が所属しており、観戦に行ったこの時点でも日本代表の守田英正がプレーしています。 

チケット

チケットはクラブの公式サイトやアプリから購入可能。
サイトから事前に購入済みです。
観戦を決めていこうサイトを張っていたのですが、かなり試合の日程が近くなるまで購入できませんでしたが、1、2週間ほど前から購入可能となり、無事に入手できました。
それぞれの発売開始日などは調べても出てきませんでした。
根気強くなんどもサイトをチェックして購入した流れです。
やっと買えるようになったと思ったらすでに結構席が埋まっていたので年間チケット購入者が多いのか、他にも購入方法があったのか。。。購入した席はのちほど。 

エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ(スタジアム)

さてスタジアムへ向かいます。
スポルティングCPの本拠地はリスボンにある「エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ」。
最寄りは地下鉄「Campo Grande」駅。
「Rossio」駅からは地下鉄グリーンラインで15分ほど、乗り換えなしです。

最寄り駅に近づくにつれサポーターと思わしき人がちらほら。
全世界共通の光景です。
「Campo Grande」駅に到着し、外へ出ると目の前に大きなスタジアム。
これが「エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ」。
アクセス◎。
駅からスタジアムまでの道のりにはおそらく非公式と思われるグッズを売った露店が。
こういうところのグッズもその場でしか手に入らないという意味では魅力的なんですよね。 

ということでスタジアム到着。
さっそく中にといきたいところですが、まずはグッズショップへ。
ユニフォームを購入しに行きます。
グッズショップは「Campo Grande」駅からみるとスタジアムの反対側。 

すでに試合開始30分前。
スタジアムの外周にはたくさんの人がいます。
そこをかき分け、ショップに到着。

一通り見渡し、ユニフォームを購入。
先にレジでユニフォームを購入してから、ネーム&ナンバーの圧着のカウンターにて圧着してもらうシステムのよう。
レジも圧着のカウンターも結構並んでおり、時間の都合上、ネーム&ナンバーは断念。 

いざスタジアムの中へ

さて入場ゲートへ。
試合開始時刻の直前ですが、入場ゲートにはまだまだ長蛇の列。
かなり直前に来る人が多いんですね。

先ほどの地ほどとした座席ですが、バックスタンドの前から4列目。
値段は50ユーロ。
なかなかにいい席です。 

キックオフ

スタジアムに入れたころにはすでにキックオフ後。
試合前の選手紹介とかみたかったなぁ。
残念。。。 

気を取り直して久しぶりの海外でのサッカー観戦。
スタジアム全体の熱気がやはりすごい。
ゴール裏の席ではサポーターグループなのでしょうか、チャント(応援歌)を中心的に歌っていました。
ただそのゴール裏だけでなくスタジアム全体が熱気に包まれているという迫力。
歓声がスタジアム全体から均一に上がっているような印象がありました。 

途中、ホーム・スポルティングに少し厳しいジャッジが連続。
するとスタジアムから耳をつんざくような指笛による審判への大ブーイング。
ひとつひとつが大迫力です。 

試合は後半7分、パウリーニョ選手のゴールで先制したスポルティングがそのまま逃げ切り1-0で勝利。ゴールの際のスタジアム全体の大歓声も忘れられません。 

試合が終わって帰路に就く。
駅から近いスタジアム。
迷いようもない。
電車もそれほど混雑していませんでした(あれだけの人数がいたのにみなさんどうやって帰っているのでしょう)。
無事にホテルまで帰りました。 

以上。
やっぱりヨーロッパに訪れたらサッカーを観戦するのがおすすめです。
現地の人々が情熱を注いでいるので、それを感じられるというのは文化を知れるといったら大げさかもしれないですけど、そう思っています。

危険というイメージもあるかもしれないですが、よほど危険な国とか、チームでなければ楽しく観戦できると思います。
試合を見る座席(エリア)によっても熱烈なサポーターが集まる席とかありますのでそういうのもチケットを確保する前に調べてみてもいいかもしれません。 

今回はこれで以上とします。
明日はリスボンを離れ、オビドス、ナザレに向かいます。 

⑤につづく 

興味を持っていただけたら