①のつづき
前回は徳島旅行1日目。
徳島といえばな大迫力のうずしおを見て、これまた徳島といえばな阿波踊りを見学しました。
本日は海岸線を南下していくドライブです。
①はこちらから
徳島旅行記① 鳴門の渦潮・阿波おどり会館
セルフうどん やま
2日目。
朝は比較的ゆっくり。
9:00発。
なぜか、うどんが食べたい気分でしたので、朝から営業してるうどん屋さんへ。
「セルフうどん やま 沖浜店」。
朝7:00から営業だって、すごいなー。
香川の隣県だけあってかなりうどんが盛んなのでしょうか。
ということで朝食を済ませ再出発。
目指しているのは徳島と高知の県境、高知側の港町「甲浦」。
何年前だろう、「YOUは何しに日本へ」でこの場所を大変気に入り、何度も訪れているという外国の方に密着されているのを見て、行ってみたいなあと思っていた土地です。
道の駅 日和佐
甲浦目指して国道55号線をひたすら南下。
その道中、日和佐の道の駅に寄り道。
すだちソフトいただきます。
1旅行につき1ソフトクリーム以上でやらせてもらってます。
ほどよい柑橘系で美味しかったです。
他にも特産物等々売ってます。
併せてすだち酒を購入。
後日飲みましたが、非常に飲みやすくこちらも美味しかったです。
内妻海岸
ということで先へ。
もう1ヶ所くらい寄り道したいなというところで良さげな海岸に通りかかったので車を止めます。
内妻海岸。
きれいな海岸だなと心弾ませておりました。
この後起きる恐ろしいことなどつゆ知らず。
遠くの方に釣りをしているらしき人が2、3人いるのみ。
穏やかないい海岸。
あっちの岩場の方まで行けるのかな?
あー行けないやーとやっていると、後方に何やら犬の姿が、リード等をつけられている様子はない。
「野放しか。」と思っていたが、飼い主らしき姿は一向に現れない。
まさか。
そのまさかのようでした。
野犬。
野良は困ったなあ。
ちょうど駐車場へ向かうには避けて通れない位置に陣取られているため。
どこかに行くのを待つしかないなと、いつも動画をとっているOsmo Pocketを自撮り棒につけそれを高くかかげた途端、何か触発してしまったのか、50メートルほど離れたところにいたその野犬が猛スピードでこちらに走ってきました。
「頼む。こっちに来るな。」
その思いは虚しく、どうみてもこちらに向かって一直線。
野生の犬にかみつかれたら、、、最悪な事態が頭をよぎります。
走る犬は2,3メートル手前のところで停止。
ひたすらにこちらを見ています。
こういう時はとにかく背を向けないように。
また勝ち気で。
襲ってきたら逆にやってやるぞというのを目で伝えます。
北海道や登山での熊遭遇への不安からちょこちょこ頭に入れていた野生動物への自分なりの対抗方法を試してみます。
少しずつ方向を変え、後ずさりしながら車の方へ。
それでも犬は同じ距離を保ちながら一歩一歩と歩いてきます。
と思ったら犬停止。
よしよしと少しずつ車の方へと戻っていきます。
しかししばらくするとまた猛然と駆け寄ってきます。
来たらやるぞとこちらも覚悟を決めます。
するとまた手前で停止。
よく目を見ると、黒目が怖い。
何とも言えない野良の目をしています。
生気がないというか、理性がないというか、見放されたものというか。。。
その後も後ずさりを続けて何とか車に生還。
助かった。
車の後方に目をやると、まだこちらを追いかけてきている様子。
早めに車を出して退散。
何事もなくてよかった。
海の駅 東洋町
さあ寄り道はもういいやと思わされ、「海の駅 東洋町」着。
甲浦はまだかという声が聞こえてきそうですが、甲浦の住所は東洋町です。
なので目的地着。
まずはこの海の駅でお昼にします。
中にレストランもありますが、お弁当を選択。
マグロ丼。500円。
ちょうどいいサイズ感。
外のベンチでいただきます。
海を見ながら海鮮食べて、これから待つのは素晴らしい街並みの散歩。
幸福感。
ありがとうございます。
甲浦
というわけで甲浦の街を散策していきます。
まずは駅まで。
駅といっても旧甲浦駅。
2020年に廃止されています。
というのも2021年に世界で初めてDMV(Dual Mode Vihcle)が導入されるに伴い、電車の駅から信号場に変更。
現在ではDMVの停留所となっています。
DMVとは。
電車の線路も走れて、道路も走行できるという最新の乗り物。
ここ阿佐海岸鉄道で世界初の実用化がされました。
ここ甲浦信号場は線路から道路への切り替え地で、タイミングが合えばモードインターチェンジ(線路用⇔道路用)をみることができます。
そんな世界の最先端の地を訪れ、ここから街を練り歩いていきます。
郷愁を感じる。
そういった時代を生きてもないし、都市部から離れたところに住んだ経験もない(シティーボーイというわけではないですが)。
それでも確かに覚える郷愁。
DNAに刻まれているんですかね。
ノスタルジーを感じながら、いろいろ見たり撮ったり。
こういう街を歩くことに楽しさを感じられることがありがたいですね。
楽しめることがらは多ければ多いほど得だという考えを生きる上での優先事項の上位に位置付けているのでもっともっとこういうことを見つけていきたいです。
言葉で表現するのは難しいので、簡単に。
とにかく穏やかで、目にするものから郷愁を感じられる素敵な港町。
写真を載せるのでそれで感じ取っていただけたら幸いです。
「YOUは何しに日本へ」で密着されていた、ここを何度も訪れているというあのYOUの気持ちがすごく理解できました。
この場所を教えてくれたことに感謝したいです。
2時間半ほど散策し時刻は15時。
本日宿泊するのは先ほど通過した戻る方向にある日和佐。
もうそっちに向かってもいいけれども時間を持て余しそう。
ということでこの先にある楽しいスポット、室戸岬に行きたいと思います。
きりがいいか悪いかわかりませんが、今回はここまで。
次回は室戸岬と最終日、伊島に行く模様をお届けします。
また次回。
③につづく。